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光は暗闇の中で輝いている

ヨハネ福音書1章1~18


「初めに言(ことば・ロゴス)があった。」というヨハネ福音書の書き出しは、とても印象深いものです。

ヨハネ福音書は、異邦人に福音を伝えるためにこうしたギリシア的な概念を使ったとされてきました。






しかし、死海写本やナグ・ハマデイ文書の発見によって、こうした概念は当時のユダヤおよび地中海世界で広まっていたことが明らかにされました


70年にエルサレム神殿がローマによって破壊され、80年代にはイエスを主と仰ぐ人々はユダヤ教の会堂から追放されます。

こうして、ユダヤ人社会から排除されるという苦難のただなかで、あなたたちが十字架に架けたナザレのイエスこそがメシアであるとユダヤ人たちに訴えるために、ヨハネ福音書は編集されたのです。



 
 
 
ヨハネ福音書は「ロゴス讃歌」を引用する形で、「初めに言(ことば)があった。」と語り出します。
そして、洗礼者ヨハネが証しするとおり、ナザレのイエスこそ「まことの光」であり、「すべての人を照らす」と宣言するのです。

(2014年6月15日)


 

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