ルカによる福音書24章36~49
復活の主イエスが弟子たちに姿を現された伝承は、次の5段階からなっています。
①主イエスの方から近づいて来られる
②弟子たちは、主イエスであると分からない、気付かない
③主イエスの受難、十字架の死と復活が何を意味するかは、預言者が語り伝えてきた(聖書に記されている)と解きあかされる
④主イエスからパンと杯を受けて、弟子たちは新たないのちを受け、力づけられる
⑤主の愛に押し出されて、隣り人と共に歩むよう遣わされていく
「わたしの手と足を見なさい」との主イエスの言葉は、主イエスが歩んだ歩み、主イエスとの出会いの一つひとつを思い出してみなさいという意味です。
もっとも弱い者、小さくされた者とともに歩まれた主イエスの姿を思い起こして、隣り人と共に歩むよう押し出されていく。
それが、復活のいのちにあずかる、主の平和のうちに生きるということなのです。
(2014年5月4日)
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