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新しいいのちを生きる

使徒言行録1章12~14

主イエスが十字架にかけられたあと、弟子たちは途方に暮れ、恐怖と不安におののいていたはずです。
また、使徒言行録が編集された1世紀末には、イエスを主と仰ぐ人々はユダヤ教の会堂から追い出されました。
ユダヤ人の共同体から憎悪され、ローマ帝国の迫害が始まっていました。



地の果てに至るまで、私の証人となる」(8節)という言葉は、教会が大きな力を持ち栄えていたときの言葉ではありません。
圧迫され、今日一日どう生き延びるかという切迫した状況のなかで記されたのです。
散り散りに逃げ出しても当然の苦難のただ中で、聖霊を与えてくださいと「心を合わせて熱心に祈っていた」(14節)のです。
これは、恵みとしか言いようがありません。

使徒言行録は、前半ではペトロ、後半ではパウロの宣教が取り上げられています。

ペトロは、主イエスが捕らえられたとき、鶏が鳴く前に三度主イエスを知らないと言いました。

パウロは、主イエスを救い主と仰ぐ人々を次々と捕らえていました。

臆病者と迫害者が、大いに用いられたと記されているのです。



聖書は、罪深い人間が変えられ、用いられた話で満ちています。
私たちも変えられ、用いられるのです。新しいいのちへと招かれている恵みを、感謝いたしましょう。

(2014年6月1日)

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