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ルカ23章1~25
ダビデ王のような強い力でローマの支配を打ち破り、繁栄をもたらすメシアの到来を人々は待ち望んでいました。
主イエスを歓呼して迎えた、その数日後には「十字架につけよ」と叫ぶようになります。
祭司長たちは、血なまぐさい仕事は他に押しつけ、手を汚さずに主イエスを殺そうとします。
ピラトは、主イエスに「何の罪も見いだせない」と言いながら、人々の怒りが自分に向かうのを恐れ、地位を失うのを恐れて、人々の要求に屈します。
ピラトもヘロデも、人の目を恐れ、自分の身を守るために取り引きし、妥協する弱い人間です。
もしピラトやヘロデの立場にいたとして、私たちは圧力をはねのけて正しい裁きが出来るでしょうか。
主イエスを訴え出たのは、ユダヤ人の指導者たちです。
十字架に付けたのは、ローマの兵士たちであり、命令したのはピラトです。
しかし、人の目を恐れる、身勝手なこの私が、主イエスを十字架に付けたとも言えるのです。
そんな私たちのために、主イエスは十字架に死んでくださったのです。
(2014年4月13日)
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